はじめに
こんにちは!この記事を読んでいるということは、「就活を前に、何か資格を取っておいた方がいいのかな?」と不安や悩みを感じているのではないでしょうか。
そんなあなたのために、社会人3年目の私が、大学生のうちに取得しておいて本当に良かったと感じる資格や、「あの時取っておけばよかった…」と後悔した資格を、実体験を交えてご紹介します。
今回は、社会人生活をよりスムーズに、そして有利にスタートするために、大学生のうちに取得しておきたい資格5つを厳選してお届けします!
1. 普通自動車免許
理由:仕事でもプライベートでも活躍する“最強の国家資格”

普通自動車免許は、大学生のうちに必ず取っておきたい資格のひとつです。特に営業職では「要普通免許(AT限定可)」と条件に書かれていることも多く、免許がないとそもそも応募できない求人も少なくありません。社会人になってから「取っておけばよかった…」と後悔する人も多いです。
プライベートでも、旅行や帰省時にレンタカーやカーシェアを使える選択肢が増えるので、行動範囲が一気に広がります。運転しない人でも、本人確認の場面では運転免許証が**“最強の身分証”**として重宝されます。
また、よほど特殊な仕事をする予定がなければ、基本的にはAT(オートマ)限定で十分です。MT(マニュアル)は操作が難しく、最近は業務車両もほとんどAT車。特別な理由がない限り、AT限定でコスパよく取得しましょう。
さらに重要なのが、社会人になるとまとまった時間が取りづらいという点。働きながら教習所に通うのは想像以上に大変です。大学生なら、春休みや夏休みに合宿免許で2週間ほどで一気に取得できるので、時間と効率を考えても今のうちに取っておくのが断然おすすめです!
2. ITパスポート

理由:ITリテラシーが社会人生活を有利にする
ITパスポートは、経済産業省が認定する国家資格で、就活や社会人生活を通して使えるITの基礎知識を証明できる資格です。IT業界に進まない人でも、「PCやネットワーク」「情報セキュリティ」「ビジネスとITの関係性」などを学べるため、社会に出る前に持っておいて損はありません。
実際に私も、入社後に「情報セキュリティ」の重要性を痛感しました。社内ルールやツールの扱い方など、基本を理解しているだけでスタートダッシュが楽になります。ITパスポートは“ITに強い社会人”になる第一歩と言える資格です。
おすすめの勉強法は、無料で使える「過去問道場」。スマホからでもサクッと使えるので、授業の合間や移動時間の活用に最適です。
試験は全国のテストセンターで受験できるCBT(Computer Based Testing)方式なので、自分のスケジュールに合わせて受けやすいのもポイントです。
3. 日商簿記3級

理由:お金の流れを知ることは、社会を生き抜く武器になる
「簿記って経理の人が取る資格でしょ?」と思うかもしれませんが、**実はすべての社会人に役立つ“お金の教養”**とも言える資格です。
社会人になれば、誰もが「お金」に関する知識を求められますが、なぜかこの基本的な知識は義務教育に含まれていないのが現実です。
3級では、お金の流れ(収入・支出・利益など)を体系的に学ぶことができ、企業の財務の基本構造を理解できるようになります。これは、就職後に給与明細や経費、税金などに関する疑問を持ったときにも大いに役立ちます。
さらに、副業に興味がある人にとっても、簿記の知識があると非常に心強いです。自分のビジネスを始める場合にも、最低限の会計知識があるかどうかでスタートダッシュに大きな差が出ます。
2級は少し難易度が上がりますが、企業の「健康状態」を見抜けるようになるため、キャリアアップや転職でもアピール材料になります。余裕があれば、2級に挑戦するのも選択肢としてアリです。
4. 秘書検定2級

理由:ビジネスマナーを学ぶ絶好の機会
秘書検定2級は、ビジネスマナーやコミュニケーション能力を高めるために非常に有用な資格です。社会人になってからも「ビジネスマナーをしっかり学んでおけばよかった」と思う場面が多くあります。電話対応やメールの書き方、会議の進行など、実際の業務で役立つマナーが身につきます。
5. FP3級(ファイナンシャル・プランナー)
理由:個人の財務管理に大いに役立つ
FP3級は、個人の財務管理や保険・税金に関する知識を深める資格です。社会人になると、自分の給与や税金の管理、将来設計が非常に重要になってきます。私はFP3級を取得してから、貯金や保険、投資についての理解が深まり、人生設計を立てやすくなりました。
話題のNISAやふるさと納税など、なぜやった方がいいのか、理解することができます。
特に、結婚や住宅購入、老後の資産形成など、大きな決断をする際にこの資格があると大いに役立ちます。
6. 番外編:ブラインドタッチ
理由:どんな資格よりも優先するスキル

今まで資格に絞って紹介してきましたが、ひっくりかえさせていただきます。笑
実は、どんな資格よりもまず優先して身につけてほしいのが「ブラインドタッチ」です。なぜなら、社会人になったらほぼすべての業務でPCを使うから。資料作成、メール対応、チャットでのやりとり、議事録作成……どれもタイピングの速さと正確さが直結してきます。
ブラインドタッチができると、仕事を早く終わらせることができるだけでなく、会議中にメモを取りながら思考を整理する力も圧倒的に高まります。これは本当に、仕事全体の質を引き上げてくれるスキルです。
「仕事してたらそのうち慣れるでしょ」と思われがちですが、それは大きな間違い。**社会人になってから自然に身につくことは、まずありません。**むしろ、自己流の変な癖がついたままになり、あとで矯正するのが非常に大変です。
私自身、大学時代に練習を怠ってしまい、社会人になってから苦労しました。タイピングが遅いと、それだけで地味に焦るし、自信もなくなってしまいます。だからこそ、大学生のうちに正しいフォームでブラインドタッチを練習することを、心からおすすめします。
結論
社会人生活を始めると、どの資格が有利に働くかを実感します。私の経験から、上記の資格はどれも非常に有益で、これらを持っていると就職活動やキャリアアップに大きなアドバンテージを得られます。また、社会人として必要な基本的なスキルや知識を身につけることができるので、大学生のうちに取得しておくことを強くおすすめします。
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